管理人は、ハワイオアフ島のホノルル空港から帰国する際に関西国際空港行きのデルタ航空DL277便を利用しました。
このときに、ビジネスクラス(デルタワン)を利用しましたが、とても快適な空の旅をすることができました。
デルタ航空DL277便(ホノルル⇒関西国際空港)
管理人が搭乗した2017年7月時点では、デルタ航空DL277便にはボーイングのB767-300ERが使用されています。
B767-300ERは1986年に就航開始した比較的古いモデルの機体です。ビジネスクラスのシートもシェルフラットではあるものの、デルタ航空の最新のシートに比べるとやや見劣りします。
ERはExtended Rangeの略で、もともとのB767-300のエンジンを換装し、より長い距離を飛行可能にした機体です。
ビジネスクラス(デルタワン)の座席
ビジネスクラスの座席配置は、真ん中に2席、左右の窓側に1席ずつ、これが合計9列あるので、合計36席です。
このほか、デルタコンフォートプラスの座席が32席、エコノミーが143席なので、合計約200席です。
デルタワンについて
エンタテイメント
まずはエンタテイメントから。
パーソナルディスプレイは約10inchです。
最新の機材のボーイング787などに搭載されているディスプレイなどと比べるとさして大きくはないですが、映画を見たりゲームをしたりするのには十分な大きさです。
管理人が乗ったときには、美女と野獣、ボーンインチャイナ、ボスベイビーなど、最新の映画のほか、テレビドラマシリーズや過去のベストセラー映画などを見られました。
アメニティ
座席にはフカフカの枕一個とブランケット1枚が備え付けられています。シートは当然ながらフルフラットなので、枕とブランケットでぐっすりです。
足元も十分なスペースが確保されていて、フルフラットになったときに足を伸ばせるようになっています。
シートを調整するときに使うボタンがこちら。
マッサージ機能も付いています。とはいってもマッサージチェアほどの効き目はなく、なんか背中の方でフニフニ動いてるな~という程度。
シートの横のコンパートメントです。
・読書灯(LEDライト)
・LANソケット
・USBポート(スマホなど充電可)
・コンセント(A型)
・ヘッドホンソケット
がついています。
コンセントは基本的に米国のA型110Vなので、日本の電子機器も変圧器や変換ソケットなしで普通に使えます。
LANのソケットにLANケーブルを差し込み、ノートパソコンにつないでみましたがインターネットにはつながりませんでした。実際には使えないようです。
インターネットが使いたい方は、wifiサービスを利用しましょう。
ヘッドホン
ビジネスクラスのデルタワンに備え付けられたヘッドフォンはこちら。
木の肌目がなかなかシャレています。見た目にこだわっているようです。
残念ながら、このヘッドホンにはノイズキャンセル機能はありません。ノイズキャンセル機能があれば、機内のゴーーーーという騒音と逆の位相の音を作り出して騒音をかき消してくれるので寝るときなど非常に快適なのですが。JALやエールフランス、KLMオランダ航空などのビジネスクラスでは採用されているのですが、デルタでの採用はまだのようです。
トイレ
機体の最前方にあるファースト・ビジネスクラス専用のトイレがこちら。
・・・多分、エコノミークラスと同じです。
管理人の経験上、ビジネスクラス用トイレに歯ブラシや綿棒を備え付けている航空会社もありますが、残念ながらデルタ航空の場合はそんなサービスはしていないようです。
アメニティセット
ビジネスクラス利用者に配られた機内用アメニティセットがこちら。
TUMIのブランド名がついたハードタイプです。
アメニティの中身はこちら。
- リップバーム
- マウスウオッシュ
- 歯ブラシ
- 歯磨き
- フェイシャルティッシュ
- ソックス
- アイシェイド
- ペン
- 耳栓
ハードケースになっているので、中身を使った後も、旅行用のケースなどにも使えて便利です。
まとめ
デルタ航空の「デルタワン」の宣伝ページでは、大型ディスプレイや隣の席との仕切りが設置されていたりと最新式の機材の写真が載っていて事前に夢が膨らんでいたので、DL277の古めの機材を見たときには少しがっかりでしたが、それでも十分に快適な空の旅を楽しむことができました。
デルタ航空さん、ありがとうございました。ホノルルー関空便にも最新機材が搭載される日を願っております。その時はまた乗りますので!