サンノゼに滞在していた管理人は、せっかくなのでサンフランシスコまで足を伸ばしてみることにしました。カルトレイン(Cal train)と呼ばれる列車で所要時間約1時間半の旅でした。
移動はカルトレインで
管理人は今回の米国滞在中、レンタカーを借りていなかったのでサンノゼからカリフォルニアへの移動には列車を利用しました。
サンノゼとサンフランシスコをつなぐのは「カルトレイン」と呼ばれる列車です。
この線は電気化されていないので、ディーゼルエンジンで駆動します。
シリコンバレーの主要都市であるサンフランシスコ、サンノゼ、サンタクララを結び、現地の通勤列車としても利用されています。
管理人がサンノゼ駅のプラットホームに入ってきたカルトレインを見た時にそのでかさに圧倒されました。
元々多くの乗客を運べるように2階建てになっているのに加え、日本の都会の電車などとは違ってプラットホームが線路すれすれに低く作られているため、下から車体の全高を見上げるかたちになるので一層大きくく見えます。
シルバーの車体にオレンジの水平線が描かれただけのシンプルで無骨なデザインです。
カルトレインに乗るにはSan Jose Dridon駅から
カルトレインにはサンノゼ市内のSan Jose Dridon駅から乗車します。この駅にはサンノゼ市内を走る路面電車Light railも接続しているので、管理人はLight railでこのDridon駅まで移動してきました。
ちなみに下の写真の手前に隣で順番待ちしていた兄ちゃんの自転車のタイヤが映り込んでいますが、車内に自転車持ち込み可能です。1F部分に自転車専用のスペースがあるのでここに駐輪します。
カルトレインには各駅停車・準急・特急があります
カルトレインには以下の3種類の便があります。
- Local(各駅停車) 便:100番台
- Limited(準急) 便:200番台
- Baby Bullet(特急) 便:300番台
当然、特急が一番早くサンノゼとサンフランシスコを1時間10分程度で結んでいますので、時間が合えばこれを利用しましょう。準急だと大体1時間20分、各駅停車だと大体1時間40分程度かかります。
ただし、Baby Bulletは主に通勤時間帯の6~8時、16~18時頃しか運行していないので、これ以外の時間帯にはあきらめて準急か各駅停車を利用しましょう。
また、上記は平日の運行スケジュールです。土日は本数がぐっと減りますので、土日に移動される方はCaltrainのwebページで時刻表を確認されることをお勧めします(外部リンク⇒Caltrainのウェブページ)。PDFがダウンロードできるので、スマホに保存しておくかプリントアウトして持っていきましょう。
サンノゼからサンフランシスコまでの料金9ドル
管理人がサンノゼからサンフランシスコまで移動したときは片道9ドルでした。
カルトレイン沿線の駅はZone 1からZone 6まで分かれているので、このZoneをまたぐことに料金が変化します。ちなみにSan Fransisco駅がZone 1、San Jose Dridon駅がZone 4です。
カルトレインの乗り方
カルトレインのチケットは窓口でも買えますが、列ができていることも多いので特に理由がなければ券売機で購入するとよいでしょう。
切符の種類:One-way(片道)、One day(一日券)、Zone upgrade(乗り越し清算)を選んだあとは行き先のZoneを選びます。その後、表示された金額分のお金を入れます。
カルトレインの場合、改札はありません。そのままプラットホームまで移動して列車が来たら乗り込むだけです。日本人は改札で切符を通すのが習慣になっているので最初戸惑いますが、米国だけでなく、ヨーロッパでも長距離列車の場合には改札なしの場合が多いです。
席は全席自由席です。乗車、出発後に車掌さんが検札に回ってきますので切符を提示しましょう。
サンフランシスコ駅に到着!
1時間半の列車の旅を楽しんだらいよいよサンフランシスコ駅に到着です。
カルトレインを降りると隣のプラットホームには別の車両も停車していました。200番台なので準急の車両のようです。
管理人がサンフランシスコを訪れたのは冬の2月だったのでサンフランシスコ駅周辺は木々も枯れて寒々しい雰囲気でした。