このページでは、アメリカの誇る超巨大空港である、シカゴのオヘア空港に向けてのビジネスクラス空の旅をそこそこ満喫してきた管理人の旅の記録をご紹介しています。
利用した飛行機は日本航空のJL010便です。
日本航空のJL010便で成田空港からシカゴのオヘア空港へ!
管理人が日本からはるか離れた異国の地、シカゴのオヘア空港に旅立つことを決心したのは2019年の4月のことでした。利用したのは日本航空のJL010便のビジネスクラスです。
旅立ちの地はほかでもない、日本最大の国際空港である成田空港です。
成田空港からシカゴのオヘア空港までは毎日直行便が運行しています。
成田空港のサクララウンジを満喫♪でもがちゃ混みでした・・・
びびりの管理人は、飛行機に乗り遅れたらやばい、という恐怖心から、空港には出発時間の3時間前には到着するようにしています。
この日も例に漏れず早く到着し、日本航空のカウンターでチェックインを済ませると、後は待ちぼうけにひたるだけです。
搭乗口で時間を潰すのもつまらないので、使えるものは使わせてもらいます。日本航空のサクララウンジに向かいます。
管理人が使ったラウンジは「ファーストクラスラウンジ」と「サクララウンジ」で入口が同じなので、中に入ってからブルジョアジーなファーストクラスラウンジ利用者と一般庶民のサクララウンジ利用者で別れます。
入り口を一緒にしているのは、ワイもあっちに行きてーなぁ、と思わせて上級クラスに誘導する日本航空の策略と思われます。
中に入って航空券をピ、すると、「ハイ、あなたサクララウンジね」、的なことを受付スタッフに言われ、ちょっと見下された感に苛まれます。
サクララウンジの本体は受付の一つ下のフロアにあるので、エスカレーターで降ります。
エスカレーターの前の壁には一面桜の絵。サクララウンジだからといってここまでサクラを全面に押し出しているのはここくらいじゃあないでしょうか。
ようやくサクララウンジ内部に入りました。
ラウンジらしく、落ち着いた雰囲気でフライトを待つ人々がリラックスできるように配慮されています。
とはいえ、この日は結構混んでいてソファも埋まり気味です。ファーストクラスラウンジならもっと空いていてゆっくりできちゃうんだろなー、ちくしょー、とか妄想しちゃいます。
仕方がないので、ガラ空きだったカウンター席に座って一服。ラウンジであんまり飲み食いしすぎると胃袋の容量のさほど大きくない管理人は機内食を全て頂けなくなってしまうので、オレンジジュースだけ、いや、ちょっと目に止まったあめちゃん型チーズも頂きました。
オレンジジュースは当然果汁100%なのでンマイです。
チーズは・・・普通のチーズでした。おつまみ感が凄いので、せめてスライスチーズにして欲しかった。
JALのビジネスクラスシートの使い勝手がイマイチ!?
さて、搭乗時刻になったので、機内に乗り込みます。JL010便にはファーストクラスの設定があるので、優先搭乗はまずファーストクラスからです。
欧州便だとファーストクラスの設定がなかったりする場合が多いので、ビジネスクラスがまず最初に案内されますが、今回は二番目。いいなー。
これが管理人が今回座ったビジネスクラスシートです。
- 枕
- お布団
- スリッパ
- アメニティ
- ヘッドホン
が座面の上に置かれています。まずはこれらを開封して座れる状態にするのが先です。
座席の脇には個人用のマイクロクローゼットがあります。ここにヘッドホンを掛けます。
その他、アメニティやケータイなどもここに置けるのですが、問題はその場所。
自分の体の斜め後ろにあるので、ここに物を置いたり取ったりするときには一度体を起こして体をねじらないと手がとどきません。。
ビジネスクラスは一応、個室タイプなのですが、壁がくりぬかれているので隣の席が丸見えになってしまいます。。
一定高度以上になるとスクリーンを上げて目隠しできるのですが、離着陸時にはこのスクリーンは下げるルールになっているようで挙げてもフライトアテンダントの方が下げにきます。。
もうちょっとプライバシーに配慮してもらいたいところです。プンプン。
座席のすぐ脇にはビジネスクラスのシートのコントローラーがあります。
シートのリクライニングのほか、腰回りのマッサージ、読書灯のON/OFF、フライトアテンダントの呼び出し、隣席との開口部のスクリーン上げ下げ、といった操作ができます。
シートの横の壁には小さなメッシュポケットがあります。
物が入れにくく、容量が小さいのでもうちょっとマチが欲しかった。。
ヘッドホンはもちろんノイズキャンセル機能付きです。
機内のゴーーーーという音も軽減してくれるので、管理人は音楽を聴いたり映画を見たりするとき以外にも常に付けています。とっても快適。
JAL国際線のWifiサービスは有料デス!
JALの国内線では無料Wifiサービスが使えますが、国際線ではしっかりお金を取るようです。
1時間1000円ちょっとするので、使うかどうか迷うところです。
今回は管理人は我慢しました。
ウェルカムドリンクはもちろんシャンペン♪
シートに座って離陸を待っているとフライトアテンダントの方がにこやかな顔でウェルカムドリンクを持って来てくれます。
オレンジジュースとシャンパンが選べましたが、オトナな管理人はもちろんシャンパンを頂きました。ンマい!
グラスがプラスチックなのがチープ感を出してて残念><
- ドゥラモット ブラン・ド・ブラン N.V.
ボトルで5~6千円くらいするそこそこいいシャンパンでした。おいしいはず!
ビジネスクラス機内食は和食に♪~鯖の味噌煮とすき焼き~
離陸してしばらくすると機内食の提供が始まります。
まずはお付き出しから。
- 胡麻豆腐 山葵のせ
- あんかけ茶碗蒸し(正式名称:モリーユ茸のフラン そら豆添え)
胡麻豆腐についてきたワサビが意外とクセモノ。超強力ワサビだったので、適量を見つけるまでに胡麻豆腐を食べきってしまいました。
飲み物は和食と合わせて白ワイン(ブルゴーニュ)を頂きました。
- アルベール・ビショー ブルゴーニュ ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・シャルドネ2017
こちらの白ワインはボトル2~3千円くらいのリーズナブルなワインです。
前菜はお弁当箱で出てきます。A型の管理人は紐が中心から少しずれてるのがとっても気になります。
「BENTO」は国際共通語になりつつあるので、外国の方の人気も狙ったんでしょうね。
中は和食らしく一品ずつ小さい部屋に分かれて盛り付けられています。
海老や牛蒡の和え物、卵など。うん、オセチですね。
- くらげ胡麻酢和え
- エビ、ニシンの昆布巻き
- からすみ、厚焼き玉子
- 筍の土佐煮、菜の花の辛し和え
- 本鮪のお造り、長芋の甘酢漬け
- 鮑の柔らか煮、アスパラお浸し
メインディッシュは鯖の味噌煮&牛肉の生姜焼き、ご飯、みそ汁、お漬物でした。
味噌煮とすき焼きは外国人好みにしてあるのでしょうか、少し味が濃いめでした。
でもンマかったです。
ちなみにお米は「雪蔵今摺り米」というブランドの新潟県産コシヒカリだそうです。
デザートは杏仁豆腐とコーヒーでした。
普段はデザートは何がよろしいでしょうか?と言ってデザートやチーズなどから聞いてくれるのですが、今回は強制的に杏仁豆腐(と思って食べてましたが、「豆乳羹」という食べ物だそうです)でした。
ンマかったから許す。
眠れずに悶えているとアイスとコーヒーを恵んでくれました
デイフライトだったので、なかなか寝付けず映画(アクアマン)を見ているとフライトアテンダントの方が何かいらないか聞いてくれたので、アイスとコーヒーを頂きました。
アイスは航空会社の定番、ハーゲンダッツです。コーヒーも豆にこだわっているだけあってコクがあってとてもンマかったです。
空で食べる醤油ラーメンに感激
2食目の食事(夜食?)には醤油ラーメンを頂きました。
機内食でラーメンを食べるのは初めての経験でしたが、空で食べる夜食のラーメンがこんなに美味しいとは!今回の空の旅で一番おいしかったのがこのラーメンでした。安上りな男です僕は。
横にあるのは中華チマキです。
- JAL特製「Japanese Soba Noodles蔦」醤油ラーメン
ビジネスクラスのトイレで歯磨きしてしてすっきり
腹を満たしたらお手洗いへ。
ビジネスクラスといえどトイレはフツーのタイプです。
トイレの中には赤ちゃん連れにも配慮してオムツ交換台が設置されています。
板が小さく横長タイプなので、使い勝手はイマイチかもしれません。
ビジネスクラスならではなのは歯ブラシが備え付けられていることくらいでしょうか。
これで食後もすっきりできます。
前の人がなかなか出てこないなー、もれちまうよ!っていうときは中で歯磨きしてるかもしれません。
あまりに長居している場合には、コンコンして早く出てアピールするとよいかも。
無事に到着!12時間のフライト後のシカゴの空は青かった!
そんなこんなで成田空港からシカゴのオヘア空港までの空の度は12時間かかかりましたが、
何とか無事にオヘア空港に到着。どこまでも広がる青い空に遠い異国の地に来たことを認識したのでした。
それでは!