ハワイ島コナ空港からホノルル国際空港までの移動の流れ

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このページでは、ハワイ島コナ空港からオアフ島ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ空港)への移動の流れをご紹介しています。

関門は

①コナ空港でのチェックイン

②ホノルル国際空港でのインターアイランドターミナルから国際ターミナルへの移動

の2点です。

ハワイ島コナ空港

コナ空港までの移動

まずは滞在しているホテルからコナ空港まで移動しましょう。

ハワイ島内は公共交通機関が本数の限られたバスしかないで、レンタカーを借りていない場合には、タクシーやシャトルサービスを利用するとよいでしょう。

複数人数で旅行される方は、料金を割り勘にできるタクシーが、個人で旅行される方は、シャトルサービスを使った方が安上がりです。

シャトルサービスを利用される場合には、ホテルで予約するシャトルは高額なので、民間のシャトルサービスがおすすめです。

料金が比較的安いのは「ロバーツハワイ」というシャトル会社です。たとえば、コナ空港からワイコロア地区への移動にはタクシーで50~60ドル程度かかりますが、ロバーツハワイなら1人29ドルでです。

管理人も滞在先のヒルトン・ワイコロア・ビレッジからコナ空港まではこのロバーツ・ハワイのシャトルサービスを利用しました。

コナ空港でのチェックイン

コナ空港に着いたら、チェックイン&預託荷物のドロップオフです。

まずは、チェックインカウンターに向かいましょう。

管理人の場合には、コナ空港⇒ホノルル国際空港の航空便をデルタ航空から申し込みましたが、コナ空港~ホノルル空港にはデルタ航空は運行していません。コードシェアのハワイアン空港の便に搭乗します。

このため、チェックインもハワイアン航空で行います。一応デルタのカウンターもありますが、スタッフの姿が見えなかったので実際は機能していないのかもしれません。

ハワイアン航空のチェックインカウンターに行ってもよいのですが、管理人は係員にKIOSK(セルフチェックイン端末)の利用を勧められたので、こちらを使います。どうやら窓口スタッフの手間を減らすため、まずはキオスクで手続きをさせ、うまくいかない人のみ窓口に誘導する、という手筈になっているようです。

キオスク端末でのチェックインでまず1つ目のトラブル発生。チェックインできないのです。。

キオスク端末でのチェックインの方法は何種類かあります。
・eチケットの番号を入力
・便名と苗字を入力
・バーコードをスキャンさせる
などなどです。

でもいずれを入力してもなぜか該当なし、と表示されます。恐らくハワイアン航空の予約がなく、デルタ航空のeチケット番号、便名になっているからだと思われます。

あたふたしていたら、ハワイアン航空の係員がパスポートをスキャンしてみて!と救いの手を差し伸べてくれます。

画面にはパスポートのスキャンという項目はありませんでしたが、画面表示は無視して、画面下部の溝にパスポートの写真ページをいきなり開いて差し込み、スライドさせるとピロン♪という音とともに無事認識されました。やった!

コナ空港のキオスク(チェックイン端末)を使用されるかたは、画面は無視していきなりパスポートをスキャンすることをお勧めします。

ここで、コナ空港⇒ホノルル空港の航空券、ホノルル空港⇒関西国際空港の2枚の航空券が端末から出てきました。

預託荷物のドロップオフ

さて、次は預託荷物のドロップオフです。

チェックイン端末からやや離れたところに、荷物の軽量コーナーがあります。ここでは、荷物を台の上にセルフサービスで載せ、重量制限クリアであれば係の方がバゲッジタグを貼ってくれる、という手筈です。

ここで2つ目のトラブル発生です。

まずは自分で荷物を軽量台の上に載せます。

荷物を載せてみると、計量結果は56ポンド(24.5kg)です。

そう、重すぎるのです。コナコーヒーを大量に買い込んだせいかもしれません。

待ってました、とのごとく係員のおっちゃんが、重すぎる!50ポンド以下にしろ!

と無茶なことを平然と言うのです。

そういわれても6ポンド=2.7kg分となると結構な重さです。

スーツケースを開けて荷物を移すのはかなりの手間がかかります。

周りに人がたくさんいるのでちょっと恥ずかしいってのもあります。

仕方がない、超過料金を払おうと心に決め、係員のおっちゃんに超過料金を聞いてみたところで全てが解決します。

「あ、ファーストクラス※のお客さんだったね、ごめんごめん。」とか言いながら荷物タグを貼ってくれました。

最初から気づいてよー。

(※本当はビジネスクラスなのですが、ハワイアン航空は国内線のビジネスクラスをファーストクラスと呼ぶようです)

このときには通常の荷物タグに加えてカラフルなタグを3つもつけてくれました。

・International
・Priority
・Heavy package

のタグが貼られます。こんなやつです。

管理人の荷物に貼られたハワイアン航空の荷物タグ3種

Heavy packageのタグはオレンジ色でよく目立つようになっています。なんか恥ずかしいなぁ・・・。

国際線でビジネスクラスを利用する場合、乗り継ぎのローカル線もビジネス(ハワイアン航空の場合にはファーストクラスと呼ぶようです)扱いになります。これで助かりました。
おっちゃんも最初っから気づいてくれればいいのに、ひやひやさせられました。まったく。

タグを貼ってもらったら奥のベルトコンベヤの前の係員の人に荷物を渡せばOKです。

セキュリティチェックを通過

無事に荷物を預けたらその後はセキュリティチェック(保安検査)です。

セキュリティーチェックの列の最中に、搭乗券とパスポートをチェックする係員がいるので、この人にパスポートと搭乗券を提示します。

その後、ベルトコンベヤーの上に荷物やパソコンなどを置いてX線検査機に通します。

自分自身は悪名高いボディスキャナ(Provision製の全身透視装置)で危険物を携帯していないかチェックされます。

ちなみに靴も忘れずに脱いでベルトコンベヤの上に載せましょう。

これが終われば、搭乗時間までコナ空港の搭乗口付近で時間を潰します。

ホノルル国際空港行きの航空機に搭乗

搭乗時間になると、指定のゲートから乗り込みます。

優先搭乗の子供を連れやファーストクラスのお客さん向けのレーン、エコノミークラスのお客さん向けのレーンが分かれていますので、それぞれのレーンを通過します。

地上を歩いていって飛行機の手前でタラップに乗って乗船です。

あとは空の旅をエンジョイするだけです♪

40分くらいのフライトですが、国際線と違ってローカル線なので高度も低く、海を間近に見られて管理人はずっと海を眺めていました。

ホノルル空港

インターアイランドターミナルから国際線ターミナルへ移動

ハワイ島からホノルル国際空港に到着した場合、インターアイランドターミナルに到着します。

ここから国際線ターミナルへと移動します。

移動には、インターアイランドターミナル~国際線ターミナルの連絡通路を使います。

下の写真の青い矢印に沿って進みましょう。

ホノルル国際空港でインターアイランドターミナルから国際線ターミナルへの移動

この図の中の赤い〇のところに自動ドアがあり、その奥にセキュリティーチェックの係員がいます。

この人たちにパスポートを見せましょう。表紙を見せただけで「ニホン?オッケー♪」となぜか日本語で通してくれます。

中のページや航空券のチェックもなしのスーパースルーです。

インターアイランドターミナルから国際線ターミナルに移動する際にくれぐれも空港外に出ないように注意しましょう。

一度出ると、セキュリティ検査をやり直しになります。

日本からハワイ島に来るときには、ホノルル国際空港の国際線ターミナルから一度外に出てインターアイランドターミナルに入りましたが、帰国時は一回出る必要はありません。

荷物はホノルル国際空港でピックアップ不要

なお、コナ空港空港からホノルル国際空港経由で日本に帰国する場合、荷物は国内線から自動的に国際線の方に積み込まれますので、荷物のピックアップは不要です。

国際線ターミナルに入ったら忘れずに再チェックイン

さて、国際線ターミナルに入ったら、改めて国際線のチェックインを行います。

コナ空港でのチェックインの時に国際線分の搭乗券も発券されますが、これにはハワイアン航空が暫定的に発行するものです。

名前や便名は記載されていますが、肝心の搭乗時間や搭乗ゲート、座席などが印字されていません。

管理人はデルタ航空のラウンジのカウンターでチェックイン手続きを済ませ、デルタ航空発行の正式な国際線の航空券を改めて発行してもらいました。

ラウンジを利用しない場合には、搭乗口の近くにチェックインカウンターがありますので、ここでチェックインし、搭乗券を発行してもらいましょう。

さて、あとは搭乗を待つだけです。お疲れ様でした。

米国では出国審査なし!

他の国と違って、ハワイをはじめ米国では出国審査が行われません。

入国の際にパスポートにハンコ押してもらったのに、帰りに押してもらわなかったら出国した記録が残らなくてずっと米国にいたままになるのでは?

とか不安になりますが、米国ではそれが普通なのです。

航空会社のカウンターにチェックインした際に出国したとの情報が登録されます。

欧州に旅行する際にはよく出国審査に長い列ができていてうんざりするんですが、こうしたストレスがないのはいいですね。

そんな合理的なところをがさすがアメリカ、という気がします。

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